
皆様こんにちは。フリーランス主婦のサイトウさん@Natsumi_designです。
今回のテーマは【クラウドソーシング】消耗せずに稼ぐための5つのポイント【失敗から学ぶ】です。

クラウドソーシングってなーんか疲れる…

圧倒的わかりみ
実は私も過去に「うわぁぁぁー!!!!!」と衝動のままに登録していた全てのクラウドソーシングサービスのアカウントを爆破してしまったことがあります…。

クラウドソーシングは私には向いていないんだ…
本気でそう思っていました。
でも今は新しいアカウントで再出発をし、クラウドソーシングとはほどよい距離感でほどよいお付き合いをさせていただいております。
受注数こそ爆破してしまった過去のアカウントよりだいぶ少ない(2020年6月時点でクラウドワークス12、ココナラ4)のですが、売上はざっと計算してみたところ…なんと約20倍にもなっていました。

今が良いというよりは、過去がヤバすぎるだけでは…?

その通りなんですよねー…過去の自分に24時間お説教したい気分…
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今回私がお話しするのは「クラウドソーシングで消耗しながら鬼の形相でめっちゃ稼ぐためのポイント」ではございません。
「クラウドソーシングで消耗することなくそれなりに稼ぐためのポイント」です。
クラウドソーシングを利用しているもののモチベーションが下がり気味の方、興味はあるけど悪評が気になって登録できずにいる方は是非最後まで見てくださいね♪
1 クラウドソーシング基礎知識
本題に入る前に、クラウドソーシング独自の用語と仕組みをさらっと説明しておきます。
まず「クラウドソーシング」は「crowd(群衆)」と「sourcing(業務委託)」を組み合わせた造語です。
インターネットを通して不特定多数の人に業務を委託する比較的新しい仕組みです。
その中でも仕事形式には主に2つのタイプがあります。
- 作業者(ワーカー)が仕事を探しに行くタイプ
- 仕事の依頼を待つタイプ
仕事を探しに行く場合、依頼主の「この案件出来る人~?」という呼びかけに作業者が「我も我も!」と殺到することになります。
そしてややこしいことに、仕事を探しに行くタイプの中でも仕事の形式が細かく分かれています。
- コンペ形式
- タスク形式
- プロジェクト形式
それぞれのメリット・デメリットについては、「3 消耗せずに稼ぐための5つのポイント」で詳しくお話していきますので、今は「色んな方法があるのね~」ぐらいの認識でOKです。
仕事を探しに行くのに向いているのは下記のような人です。
- 依頼主・案件を自分で選びたい人
- 自分のペースで作業を進めたい人
- 幅広い業務に対応できる人

私は自分から仕事を探しに行く方が性に合っているようです。
「好きなお客様」と「超面白い仕事」がしたいんです!

働く相手は重要にゃ。作業者は選ばれる側であると同時に選ぶ側でもあることを覚えておいてほしいにゃ。
一方、仕事の依頼を待つ場合は自分で「こんなことできます!」と積極的にアピールし、依頼主の目に留まるよう工夫する必要があります。
仕事の依頼を待つ形式は主に2つ。
- スカウト
- スキル出品
仕事の依頼を待つのに向いているのは下記のような人です。
- マーケティング能力が高い人
- 相手に合わせて柔軟に対応できる人
- 特化した専門スキルを持っている人
仕事の依頼を待つ場合は個人狙い撃ちの依頼になるので厳密には「クラウドソーシング」ではないような気もするのですが、業界大手のクラウドワークスやランサーズでは「仕事を探しに行くタイプ」も「仕事の依頼を待つタイプ」もどちらも取り扱っているため、今回の記事でもどちらもまとめてご紹介させていただきます。
2 過去の失敗のお話
当時の私はとあるゲーム会社のデザイナー。
副業OK!だったので、「私もとりあえずはじめてみるか…」とろくに下調べもせずクラウドワークスとランサーズに登録しました。
そして皆様のご想像通り、コンペに挑戦しては落選して落ち込む日々を送りました…。

コンペはダメだ…勝てない…
と早々に諦め、3番目に登録したのがココナラ。
自信0になってしまっていた私は、当時の最安値500円でバナーを出品しました。(※絶対に真似しないでください)
安さだけを武器にたくさん受注できたものの、確か合計で30個くらい売った時でしたかね、急にむなしくなってしまったんです。

あれ…ひょっとして、この時間、普通に個人制作するなり勉強するなりした方がよいのでは…?
このままでは先がないことに気がついてしまった私は、クラウドワークス、ランサーズ、ココナラのアカウント全てを爆破して「なかったこと」にしてしまいました…。
3 消耗せずに稼ぐための5つのポイント
お待たせしました!今回の記事はここから本題です。

クラウドソーシングは稼げない!やめておけ!
と主張する方、多いですね。
私もアカウント爆破した時点ではそう思っていました。
やめておけ派の方は、おそらく私と似た経験をしてイヤになってそのまま去ってしまった元ファイターたちなのだと思います。

未経験なのに「やめておけ」って言いたがる人の意見は…正直話半分でいいと思うにゃ…
でも私はのど元過ぎれば熱さを忘れてしまうタイプなので、ふと思い立って新しいアカウントで再スタートしてみたんです。
前回は着の身着のままで「稼ぐぞぉぉぉー!!」と突っ込んでボロボロになり「なんて怖い世界なんだ…」となりましたが、2回目は「消耗しない」を第一に慎重に慎重に歩いてみたところ、そこは意外と平和な世界だったことが分かりました。
- クラウドソーシングだけで稼ごうとしない
- 仕事形式の特徴を把握する
- 依頼主・案件はよく選ぶ
- 利用するサービスを絞る
- お金の管理はきちんと
1つずつ丁寧にご説明いたしますね♪
ポイントその1 クラウドソーシングだけで稼ごうとしない

クラウドソーシングで稼ぐための記事じゃないんかーい!
ずっこけた方、すみません。
でもこれ、クラウドソーシングで消耗しないためには一番重要なポイントなんです。
クラウドソーシングだけで稼ごうとするとどうしても「単価の安さ」「手数料の高さ」がネックになってきます…。
柱となる収入源は別に確保しておき、クラウドソーシングはあくまでも「スキルを試す場」「実績を増やす場」と割り切って大人のお付き合いをしたほうが精神衛生上良いです。
私がクラウドソーシングをのぞくのは数ヶ月に1回程度です。
- スケジュールに穴が開いたとき
- 新しいスキルを試したいとき
- 実績を増やしたいとき
必要な時に必要な額だけ稼がせてもらって去る…まさに大人のお付き合いですね(?)

「稼ぐ」の優先度を下げると「報酬は決して高くないけど実績として強い案件」にも自由にチャレンジできて楽しいですよ♪
単価が安い傾向は確かにありますが、そのマイナス分は他のプラスで補えばいいんです。

やりがい搾取とか言われがちだけど、それは取引に無関係の第三者が軽々と口にしていい言葉じゃないと思うにゃ…

私は過去にクラウドソーシングで痛い目も見ていますが、良い目も見ています。今もお付き合いさせていただいている素晴らしいお客様との出会いもありました。
使い方次第だと思うんです…!
ポイントその2 仕事形式の特徴を把握する
私は自分から仕事を探しに行く方が好きで、クラウドソーシングに限らず「好きだなー!」と思った企業や案件には自分から突撃します。
でもだからといって自分から仕事を探しに行く「コンペ」「タスク」「プロジェクト」の3つの形式全てに向いているわけではございません。
コンペ形式
過去の失敗から「コンペには挑戦しない」と決めています。
- 採用されなければ0円
- 競争相手が多く報酬が高い案件の倍率が凄まじい
- 怪しい案件が飛び抜けて多い
「出来レースでは…?」とか「採用する気ないんじゃ…?」とか「これ…?」など、ちょっとこれ以上は大人の事情によりやめておきますが、「数をこなしてスピードを磨くため」「腕を競う場として利用するため」など何か別にストイックな理由がない限りはクラウドソーシングのコンペは避けた方が無難です。

コンペに参加すれば実績は増えるじゃない

はい、確かに増えます。増えますが…
私も先ほど「実績を増やしたい時にクラウドソーシングを利用する」と言ったばかりですね。
ただし、その実績が「使える」かどうかは別問題です。
「コンペ採用作品」ならまだしも「コンペ落選作品」を実績として並べるのはちょっと厳しいのではないでしょうか。
どんなに自分が「頑張った!」と思っていても依頼主にとっては何かが足りなかった作品ですからね…。

自分なりに改善して完全オリジナル作品に昇華できるならアリだと思います!
タスク形式
ではタスク形式はどうなのかというと、誰でもできる簡単なアンケートなどが多く、やれば確実に報酬が発生するのでクラウドソーシング初めの第一歩にはおすすめです。
ただし、誰でもできる=単価が安い ため、そのうち物足りなくなってくると思います。
タスク形式にかける時間分、他のことをした方が有意義に過ごせるように感じたら卒業してもよいですし、たまに気分転換に挑戦してみるのも良いと思います。
プロジェクト形式
というわけで私が全力でおすすめするのはプロジェクト形式です!
- 単価が適正な案件が(他の形式よりは)多め
- 0円作業が発生しない
- 応募したら後は待つだけなのでラク
- 良い依頼主・良い案件に出会える確率が(他の形式よりは)高い
「安い安い」と言われるクラウドソーシングですが、プロジェクト形式に絞って探せば単価が適正な案件は割と見つかります。
コンペのように0円作業が発生することもなく、応募したら後は寝て待つだけなのでとにかくラクです。
自宅で完結!やさしい営業方法でお話したPDF3点セット送り付け作戦と似た感覚で気軽に挑戦できます♪
プロジェクトを安心して任せられる作業者を求めている中小企業の依頼主が多いので、良い依頼主・良い案件に出会える確率が他の形式よりも高いです。
良い依頼主・良い案件の見極め方はポイントその3でお話ししますね。

仕事の依頼を待つ形式についてもご説明しますね
スカウト
「スカウト」はプロフィールを見た新規の方や、前に仕事をいただいたことのあるリピーターさんから直接仕事の依頼をもらう形式です。

是非あなたに!
と指名されるわけなので、当然他の形式よりも単価は高めなことが多いです。
依頼主と信頼関係が築きやすいのですが、他の形式と違って依頼内容は依頼されるその時まで分かりません。
スキル出品
「スキル出品」は依頼主が作業者のサービスを直接購入する形になります。
スキル出品で有名なのはココナラですが、ランサーズでもスキル出品ができるようです。

待っていれば依頼が来るんでしょ?スキル出品ってラクちん~♪

そう思っていた時代が私にもありました…
でも何を隠そう私が一番消耗したのはこのスキル出品なんです…。
コンペと同様、「スキル出品も絶対しない」と決めています。
クラウドソーシングだけに集中して稼ぎたい人にとってはスキル出品もありかもしれませんが、他に収入の柱を既に持っている場合、特にストレスになりやすいんです。
「購入前に相談をお願いします」という注意書きを無視…
いきなり購入しておきながら「なるはやで!」と一方的に依頼…
納期の調整をお願いするも返事が3日経っても返ってこない…
残業中にふと思い出しては「なるはやっていつなんだ…」とため息…
…残念なことに、何度もありました。
手軽さが売りのクラウドソーシングではありますが、結局は人と人、依頼主を好きになれるかどうかが消耗するかどうかにも深く関わってきます。
仕事を探す場合は「好きになれそうな依頼主」を慎重に選ぶこと、依頼を待つ場合は「好きな依頼主と繋がれそうなアピール方法を考えること」が重要だと思います。
ポイントその3 依頼主・案件はよく選ぶ
地雷依頼主、地雷案件、残念ながら存在します。
「初めてだから勝手が分からなかった…」というお客様は地雷じゃないです!全力サポートしますので大丈夫です
依頼を待つ場合は避けるのが難しい(だから消耗しやすい…)ですが、自分から仕事を探しに行く場合は依頼主・案件を丁寧にチェックすることである程度自衛できます。
- 本人確認済み
- 名前がまとも
- (実在する)企業
- 依頼内容が細かく丁寧
- 評価が高い
- 返信が早い
案件だけでなく依頼主もよくチェックするのがポイントです。
- 納期応相談
- ワクワクする内容
- 手離れが良い
- 単発
- 実績公開OK
- 映える
クラウドソーシングで長期間拘束されるような案件は避けた方が無難です。
特に初めての相手と仕事をするときはさっと終わる案件のみに絞った方が良いと思います。
実績公開OKかどうか、映えるかどうかも重要です。
せっかく多くの案件が集まる場にいるのですから「店舗のロゴ」「有名サイトの記事作成」など「おぉっ」と目を引きやすい案件を選んだ方が、公開日を心待ちにしながら楽しく作業できると思います。
一度契約さえ結んでしまえば、クラウドソーシングには「仮払い」という制度があることがほとんどで報酬未払いの可能性はぐんと低くなるので、駆け出しのうちはクラウドソーシングで良い依頼主を探して繋がる方がむしろ安全だと個人的には思います。
ポイントその4 サイトを絞る
クラウドソーシングサイト、実はクラウドワークス、ランサーズ、ココナラ以外にもたくさんあります。
- Yahoo!クラウドソーシング
- シュフティ
- クラウドテック など

紹介しておきながらなんですが、私はどれも登録していません
それぞれ「集まる案件の傾向」「案件数」「手数料」「作業の進め方」「サービス外でのやり取りの可否」など細かい違いはあるものの、大体似たり寄ったりです。
気になるサービスには積極的に登録してみることをおすすめしますが、「なんか合わないなー」と思ったら無理に続ける必要はありません。

私もランサーズのアカウントは受注数0のまま放置しています…なんか合わないんです、仕方ありません

たくさん登録してたくさん応募しましょう!
というノウハウをよく見かけますが、1サイト見るだけでもかなりの情報量ですし、「えーとこのサービスの手数料はいくらだっけ…」「このサービスではなんか実績あったっけ…」なんて考えるだけで頭ごちゃごちゃ!消耗街道まっしぐら!
日頃見るのは多くても3サイトくらいに留めておいて、その中で着実に実績を増やしていった方が効率が良いと思います。
サイトウさんが選んだサービス
私が見るのはクラウドワークスのプロジェクト案件とココナラの公開依頼のみと決めています。
- クラウドワークスはアプリがとても使いやすい
- ココナラの公開依頼(=プロジェクト形式)は駆け出しの方におすすめの穴場
▽ クラウドワークスの登録はこちら ▽
▽ ココナラの登録はこちら ▽
ココナラはスキル出品が有名すぎて、公開依頼の存在があまり知られていないようです。
単価が適正な企業案件が少なめな印象ですが、クラウドワークスやランサーズで苦戦している方は一度試してみるのもよいかもしれません。
ポイントその5 お金の管理はきちんと
お金だけはきっちり自分でも管理しましょうね。
- 報酬をもらい忘れている案件はないか
- 出金タイミングと振込手数料を把握しているか
- 出金申請期限を過ぎていないか
業務は完了しているのに完了報告をずっと忘れていたら報酬は発生しませんので注意しましょう。
出金タイミングを「随時」にしていたがために毎月ちまちま振込手数料を取られてしまっていてはもったいないですよね。
一定金額以上だと振込手数料が無料になるサービスが多いので、貯めてから一気に引き出すのがお得なことが多いのですが、ひとつ大きな落とし穴があります。
作業者が一生懸命働いて貯めこんだ何万、何十万という大切なお金が、うっかり出金申請期限を過ぎてしまったがために全額没収されてしまうことがあるんです。
消耗するどころか、再起不能レベルの大打撃ですよね…。

個人的にはこの厳しい出金期限ルールへの救済措置を強く強く望んでいます…!
ざっくりまとめ
まずはじめに「クラウドソーシング基礎知識」のお話をしました。
- クラウドソーシングとはインターネットを通して不特定多数の人に業務を委託する比較的新しい仕組みです。
- 「仕事を探しに行くタイプ」と「仕事の依頼を待つタイプ」の2種類があります。
- 仕事形式も細かく分かれているので自分に合ったものを探しましょう。
2番目に「過去の失敗」についてお話しました。
- コンペに挑戦しては落選する日々でした。
- 最安値でスキル出品をしたところ受注は増えましたがかなり消耗してしまいました。
- むなしくなって全てのアカウントを爆破し「なかったこと」にしてしまいました。
最後に「消耗せずに稼ぐ5つのポイント」についてお話しました。
- クラウドソーシングだけで稼ごうとしない
- 仕事形式の特徴を把握する
- 依頼主・案件はよく選ぶ
- サイトを絞る
- お金の管理はきちんと
この記事を見て、

じゃあコンペとスキル出品はやめて、プロジェクトで勝負しよう!

クラウドワークスとココナラに登録しよう!
と思う人もいるかもしれませんね。
でも個人的には「まず一度は自分で経験してみる」ことをオススメします。
気になるものは全部自分で経験してみたうえで、

サイトウさんが言っていたのはこういうことか!
と深く理解してから自分に合ったやり方を見つけていってほしいな…と思っています。
今回ご紹介した5つのポイントも全て「自分の失敗」から学んだことです。
過去の私のようにアカウント爆破しちゃうような「大きな失敗」は皆様にはしてほしくはないですが、小さく挑戦して小さく失敗するのはむしろ良いことだと私は思いますよ。
自分なりの「クラウドソーシングで消耗せずに稼ぐためのポイント」を見つけた方は是非教えてくださいね。

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