
皆様こんにちは!
会社員夫、長男5歳、次男3歳と一緒に楽しくも騒がしい日々を送っているフリーランス主婦のサイトウさん@Natsumi_designです。
今回のテーマは意外とできていない?納期を守るためのの3つのポイントです

納期を守るなんて当たり前でしょ?

はい、私も当たり前だと思います!

でもその「当たり前」を何年も何十年も続けるのって実はとーっても難しいんだにゃ。
- 宇宙人が地球侵略にきた!
- 日本が沈没した!
…なーんて時はさすがに納期を守れなくても仕方ない…というかそれどころではないですが
- 体調を崩してしまった!
- 予想より作業が多くて大パニック!
…は納期を守れない言い訳にはならないんですよ…。
完全に自己都合ですからね。
私はフリーランス3年目に突入したばかりなのですが、納期関係でお客様にご迷惑をおかけして怒られてしまったことは一度もありません。

…ないはずです
なので「納期を守れなかった時の対処法」についてはお話できません…このブログでは私が実際に体験して、考えたことのみ共有したいと考えていて…ご了承ください。
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1 「納期」ってなんだろう?
今回の動画のキーワードである「納期」という言葉について、小学館のデジタル大辞泉で調べてみたところ、
納期:税金や商品などを納める時期。また、その期限。
小学館デジタル大辞泉
と書かれていました。
つまりフリーランスにとっての納期とは「成果物を納品する時期。また、その期限」のことです。
私はお見積前に「納期」だけはお得意様相手だろうとなんだろうと必ず確認しています。
何を隠そう私が仕事を泣く泣くお断りする理由ダントツ1位が「納期が短すぎるから」。
お金は割と柔軟に調整しやすいので、予算が少ない案件でも条件付きで請けたりしています。
詳しくは過去記事取引先から「値下げして!」と言われたら?でお話していますのでそちらも是非ご覧ください。
でも納期だけは…こちら側がどうにかすれば解決できる!というような問題ではないので、交渉しても納期の再設定が難しそうであればスパッと「ごめんなさい」です…悲しいですが仕方ないですね。
「納期」よりも「締切」と言ったほうが馴染みがあって分かりやすいかもですね。

よく漫画家さんが「締切に間に合わないーひぃー!」と叫んでいるイメージがありますね。あれです
2 納期を守れないとどうなる?
皆様にも「宿題が間に合わないーひぃー!」な経験のひとつやふたつはあると思います。

そもそも子供の頃から宿題をきっちりこなせるタイプの人間は
この記事を読んでないと思うにゃ

ド正論ー!
ちょっと話が脱線してしまいますが、私は学生の頃は夏休みの宿題を最終日にやるタイプでした。
もちろん休み明けの提出日に間に合うはずもなく親にも先生にもこっぴどく怒られましたが、それでも懲りずに毎年同じことを繰り返していました…。
でも学生は夏休みの宿題の提出が間に合わなくても、学校を退学になる…なんてことはまずありませんよね。

先生には目をつけられちゃいますけどね
でももし私が納品日に成果物を提出できなかったら…残念ですがそのお客様とのお取引は今後一切なくなるでしょう…。
これまでコツコツと築き上げてきたお客様との信頼関係も木っ端微塵…パラパラパラ…。
なぜそう言い切れるのかというと、実際に木っ端微塵になる瞬間を目で見て、耳で聞いてきたからです…。

会社員時代もフリーランスになってからも、偉い立場の方から他の作業者への苦情を聞いてしまう機会ってなかなか多くて…
「あの人スキルはあるけどいつも遅れるから…サイトウさんお願いします…」とか
「突然音信不通になってしまった人がいて…サイトウさんお願いします…」とかですね。
「困った時に頼ってもらえて光栄だな」という嬉しい気持ち半分、「明日は我が身だから気をつけないと…」という震える気持ち半分で胸中は複雑です。

フリーランスは簡単に「切られる」存在という自覚は必要にゃ…
フリーランスにとっては「信頼」こそがお客様と自分をつなぐ命綱なんです。
いくら実績があろうが、ファンが多かろうが、信頼を失ってしまった時点で…
チョッキン!DEATH。
もし「1日遅れるくらいいいじゃない」とか思っちゃっている方がいるなら今すぐ悔い改めてください…!
たかが1日、されど1日…
- 案件に関わる全ての人員の1日をぐっちゃぐちゃにしてしまうかもしれません…
- 契約不履行になるので損害賠償が発生してしまうかもしれません…
- 世間は狭いもので、業界内で悪評が広まってしまったら他のお客様とのお取引にも影響がでるかもしれません…

怖いですね〜恐ろしいですね〜

社内資料用とかだと比較的緩いこともあるけど心象は悪いにゃ…少なくともプラスには絶対ならないにゃ…
ではフリーランスが全員納期を守るために死に物狂いで昼夜を問わず仕事をしているのかといえば、実はそんなことはありません。
現に私は夜は子供と一緒に22時には寝ますし、朝は4時に起きてはいるものの読書をしたりYouTubeをいじったりと気ままに過ごしています。
「疲れが取れていないな~」と感じたら二度寝しちゃうこともあります。
クライアントワークに集中するのは子供たちを預かってもらえる日中だけ、と決めています。(繁忙期は除く)
納期を守る、守れないに「稼働時間の長さ」はあまり関係ありません。
24時間働いていようが仕事量を自分で調整できていないと全く意味がないからです。
必要な時に必要な交渉がサッとできるかどうかが運命の分かれ道です。
私なりにポイントをまとめてみましたので丁寧にお話していきますね。
3 納期を守るための3つのポイント
1. 納期は長め、作業は早め

それができなくて苦労してるんだよ!
…という怒りの声が聞こえてきそうですが、長め&早めの意識はやはり外せなくて…。
駆け出しの頃にありがちなのが、依頼の表面だけをざっと見ただけの段階で不安を抱えつつも

それなら○日でできますよ!
とついつい大見得を切ってしまうこと。

これ、私にも見に覚えがあります…お恥ずかしい

自分で自分の首を絞めているようなものにゃ…
お客様に「すごい」と思われたい心からくる発言なのだと思いますが、打ち合わせもろくにしていない段階で「○日でできます!」と宣言してしまうと逆に「この人大丈夫かな?」と不安にさせてしまいかねません…。
「3日でできますよ!」と言っておきながら1日遅れて4日で納品するよりも、「6日かかります」と言いいつつ4日で納品する方が喜ばれますし、信頼にも繋がります。
結果だけを見ると同じ4日ですが、その間の「お客様の心の動き」が全然違います。
常に万が一の事態も考え、納期は余裕を持って設定しましょう。
契約前の段階でお客様から必要な情報を引き出しておくのも大事です。
もともと無茶な納期が設定されている案件も中にはあるので、「まず契約!その後考える!」は超危険!
詳しくは過去の記事取引先から「なるはやで!」と言われたら?でお話していますが、一緒にスケジュールを見直して自分で納期を設定できると、遅れる可能性はぐんと減りますよね。
私の場合は納期を長めに設定しても常に早め早めの進行を心がけています。
最後に余った期間をまるごとクオリティアップ期間として使えるからです。
いつもギリギリで進行をしていると必要最低限の成果物を納品することになりかねませんからね…。
その場はそれでよくても、自分もお客様も消化不良で終わってしまうとなかなか「次もお願いしよう!」とはならないんじゃないかなー?…と思っています。

何よりクオリティアップ期間、めっちゃ楽しいですからね♪

やればやるほど良くなっていく最後のご褒美タイムにゃ♪
最初からこだわって作り込みすぎると納期に追われて最後が駆け足になっちゃうんですよ。
まずはお客様の要望を満たす最低限のものをササーッと作っり、残った時間でお客様の要望を「超える」ものに仕上げましょう。
2. こまめに進捗報告をする
作業に集中している時、進捗報告をついつい後回しにしちゃっていませんか?
でもこまめに進捗報告をしておかないとお客様は「納期に間に合うかどうか」を正確に判断できなくなっちゃうんです…。
自分で納期を設定しスケジュール管理をしている場合でも、お客様にはこちらの進捗を細かく把握して目を光らせておいてもらった方が何かと都合が良いんですよ。
全て自分本位で進めていくのは一見ラクなようでいて実は孤独な修羅の道です…!
- 作業ペースを保ちづらい(ついラクな方へ流されてしまう…)
- お客様からの進捗報告も減りがち
- スケジュール管理の全責任が自分「だけ」にのしかかりがち
お客様から後出しであれもこれもと情報を追加されると、納期を守れるかどうか雲行きが一気に怪しくなります。
「先に言ってよ!」って心の中で「あぁあぁあー」ってなっちゃいますよね?
そんな時はおそらくですがお客様もあなたに対して同じことを思っています。
お互いに報告し合う習慣がまだできていないということです。
相手を変えるのはとても難しいことなので、まずは自分から積極的に「先に言う」を心がけてみると良いと思います。
お客様とこまめに情報共有しておくことで「いや、それはあなたが決めたんだし…あなたの責任でしょ?」とか「聞いてないんですけど?」て言われてしまうような事態はある程度ですが防ぐことが可能です。
同じような作業が続く期間やフィードバック待ちの期間でも何かしら理由をつけて連絡は取っておいた方がお互いに安心です。

進捗報告、超大事です!

偉そうに語っているけど…たまに「今これどうなってますか?」って聞かれているの知ってるにゃ…

うっ…進捗を聞かれる=お客様がどこか不安に思っている証拠なので反省です…聞かれる前に自分から!を心がけたいですね
3. 少しでも危険を察知した時点で相談
納品日当日に「すみません、できません」は言語道断!というのは皆様お分かりいただけると思います。
では、納品日より前に「納期に遅れそうだから報告しよう」はどうでしょうか?

実はこれでも不十分です
「あれ、このままだと納期に遅れる可能性があるな」と少しでも感じたその時にすぐ!お客様に相談しましょう。

スケジュール調整の時間は長ければ長いほどよいにゃ
まだ余裕がある期間だからこそ見直すにゃ
早い段階で相談しておくことで「納期を守れない人」という悪い印象は持たれにくくなります。
1つ注意ですが、ただ「どうしましょう?」と相談しても「知らんがな!」となるだけです…。
「納期に間に合わせるためにこんな協力をしてほしい」という要望も添えることを強くおすすめいたします。
- 追加の作業が増えてきているためスケジュールを一度見直しませんか
- 作業がストップしてしまいそうなのでフィードバックは早めにいただけませんか
とかですね。

え、お客様にそんなこと言うの!?
と驚かれた方もいるかも知れませんが、言うべきことは言っておいた方がお互いのためです。
SNSなどでよくお客様と戦うように仕事をしている方を見かけますが、本来お客様は「一番の味方」なはずで…。
同じ目標に向かって進む同志なんです。
作業者が困っているのを見て喜ぶ依頼主はいないんじゃないでしょうか?
不安も要望も全て正直に話し合って、目標達成のために全力でサポートし合う…そういう関係が理想ですよね。
実際私も相談して納期を延ばしてもらったことが何回かありますが、それでも「また仕事をお願いしたいのですが…」と高い確率でリピートしていただけています。

ありがとうございます!
例え最初に設定した納期を過ぎてしまったとしても、こまめに情報を共有し早め早めに相談することを心がけていれば「納期を重視している人=納期を守れる人」と認識してもらえるようになるのだと思います。
ざっくりまとめ
まずはじめに「”納期”ってなんだろう?」についてお話しました。
- フリーランスにとっての納期とは「成果物を納品する時期。また、その期限」のことです
- お見積前に納期の確認を忘れずに
- 交渉しても納期の再設定が難しければ辞退もやむなし…です
2番目に「納期を守れないとどうなる?」についてお話しました。
- 納期を守れないフリーランスはお客様からの信頼が木っ端微塵になります…
- フリーランスにとっては「信頼」こそがお客様と自分をつなぐ命綱です
- 1日遅れるだけで大ダメージを受けてしまう可能性がありますのでご注意ください
最後に「納期を守るための3つのポイント」お話しました。
- 納期を長めに設定する
- こまめに進捗報告をする
- 少しでも危険を察知した時点で相談する
納期を守るための3つのポイントについて長々とお話してきましたが、結局は「一人でジタバタせずにお客様とよく話し合いましょう」の一言に尽きますね。
私はフリーランス1年目の右も左もわからなかった頃、不安も疑問も全てお客様にぶつけて一緒に解決してきました。
同業仲間やメンターなど相談相手がいるとついそちらに頼りたくなってしまうかもしれませんが、クライアントワークに関してはお客様にまず「一番」に相談してみることをおすすめいたします。

他の人間に相談するのはその次にゃ

あ、お金と契約の問題に関してだけは同業者に一度は相談した方が安心ですよ
あなたの体験には価値があります。いつかあなたのお話も聞かせてくださいね♪

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