
皆様こんにちは。フリーランス主婦のサイトウさん@Natsumi_designです。
今回のテーマは【保活】専業主婦(夫)でも子供を預けられる保育園【仕事を諦めない】です

保育園って専業主婦(夫)はお呼びでないんじゃないの?

そう思っていた時代が私にもありました…
「家に子供がいるから働けない…無職だから保育園に預けられない…」という魔のループにはまってしまい絶望しながら専業主婦をしていた5年間…。
子供は私の大切なものランキング堂々第1位の尊い存在ではあるのですが、仕事も大好きで家事が苦手な私には「専業主婦」がとにかく合わなかったんです…。
でも実はこの魔のループ…なんと私の思い込み!
無職だろうと何だろうと受け入れてくれる保育園があるんです。

子供の預け先さえ確保できれば自宅で開業もできるし就職活動だってできるにゃ!

専業主婦時代の私に一番足りなかったもの…それは「情報」です
「専業主婦時代の私に教えてあげたい情報」を全て今回の記事に詰め込んでみました。
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小さな子を家で見ながら働くのは以前に投稿した【在宅ワーク×自宅保育】フリーランス主婦が直面した4つの大問題【こんなハズじゃなかった…となる前に】でお話した通りとても大変なので、預け先の確保は必須課題。
小さな子を日常的に預けるには費用面から見ても安全面から見ても保育園がオススメです。
幼稚園の預かり保育も充実してきてはいますが、そもそも幼稚園に入園できるのは3歳からなんですよね…3歳まで自宅保育を続けるのはなかなかキツイですよ…。(長男で経験済みです)
保育園に興味はあるけれど「どうせ無理…」と思い込んでしまっている方、保活に漠然とした不安を抱いている方は是非最後まで見てくださいね。
1 保育園の種類について
保育園は大きく2つに分けることができます。
- 自治体が選考する保育園
- 園が選考する保育園

保育園の種類は年々増加傾向にありややこしいので、この記事では「誰が選考するか」でざっくり分けます

この記事の目標は「入園」だから、特に「選考」についてじっくり説明するにゃ
保育園その1 自治体が選考する保育園
- 認可保育園
- 認定こども園
多くの人が入りたがっているのがこの認可保育園です。
保育園その2 園が選考する保育園
- 認可外保育園(無認可保保育園)
- 地域独自基準の保育園
東京都独自の認証保育園、川崎市独自の認定保育園 、横浜市独自の横浜保育室など地域独自の基準を満たした新しい形の保育園が年々増えてきています。
お住いの自治体にもないか一度チェックしておくと良いと思います。
自治体が選考する保育園と園が選考する保育園の違いは主に3つあります。
- 設置基準
- 利用料金
- 選考方法
1つずつ丁寧にお話しますね♪
違いその① 設置基準
自治体が選考する保育園の設置基準
自治体が選考する保育園は「国が定めた設置基準」をすべてクリアしています。
- 施設の広さ
- 保育士等の職員数
- 給食設備
- 防災管理
- 衛生管理 など
園が選考する保育園の設置基準
園が選考する保育園の設置基準は自治体が選考する保育園よりも設置基準が緩いため、園庭や調理室がないことが多いです。
では園が選考する保育園の保育環境は悪いのかというと決してそんなことはないのですが、園によってかなりバラつきがあることは否定できません。

古くてエアコンのない建物内に子供も保育士もぎゅうぎゅう詰めな園も、広々とした空間に高級なおもちゃがズラリと並んでいる上に受付嬢までいる超セレブ園もどちらも見学したことがあります

この2園ではもちろん利用料金も大きく変わるにゃ
違いその② 利用料金
園が選考する保育園の利用料金
自治体が選考する保育園の利用料金は世帯所得が高いほど負担も増える仕組みになっています。
「世帯所得」の他にも「自治体」「子供の年齢や人数」「保育時間」など様々な要因により最終的な金額が決まります。
園による違いはなく、同じ自治体内であれば転園しても保育料は同じです。
園が選考する保育園の利用料金
一方、園が選考する保育園の保育料は各保育園ごとに大きく異なります。

ある園は4万円、ある園は10万円など本当に様々…

園独自の割引もあったりなかったりで計算が大変にゃ…
そして自治体が選考する保育園も園が選考する保育園も「幼児教育・保育の無償化」の対象ですが、内容に違いがあるのも見逃せないポイントです。
自治体が選考する保育園に通う3~5歳児の保育料は無料になりましたが、園が選考する保育園は「月額37,000円まで無料」という上限があります。
先ほど少しお話したセレブ園のように保育料が超高額な認可外保育園もあるので全て無償化というわけにいはいかなかったようです。

そりゃそうですよね
違いその③ 選考方法
今回の記事のテーマ「専業主婦(夫)でも預けられる」に深くかかわってくるのがこの「選考方法」です。

保育園落ちた!日本〇ね!
という匿名主婦の叫びが2016年の流行語大賞トップテンに選ばれるほど話題になったことを覚えていますか?

私も数々の保育園からお断りをされてきたので気持ちはめっちゃ分かります…
保育園の数は徐々に増えてきているのですが、待機児童問題はまだまだ解決していません。
保育園の需要に供給が追いついていない状態です。
- 共働き世帯の増加
- 核家族化
- 保育士不足問題 など

需要に供給が追いつけていないんだにゃ
各保育園の受け入れ人数には限界がありますので「選考」があります。
自治体が選考する保育園の選考方法
「自治体が選考する保育園」は各自治体が決めた基準に沿って「保育の必要性」を点数で判断する「利用調整」を行います。
保活激戦区の場合は、フルタイム共働きファイターであっても各園のボーダーラインに1点でも足りなければ容赦なく落とされます…。
これが冒頭で「専業主婦は保育園に入園できない…」と思い込んでいた大きな理由です。
どんなに「働きたい!」と思っていても、現在自宅保育でも生活が成り立っていると見なされてしまい、真っ先に落とされてしまうんです…。
でも保育園は福祉の場ですので、「低所得」「シングル」「病気」などのより深刻な理由で保育園を必要とされている方々が優先されるのは正しい姿だとも思います。
園が選考する保育園の選考方法
「園で選考をする保育園」の場合は「利用調整」がありません。
入園のために必要な点数を計算してコツコツ加点していく必要がないのは大きな利点です!
「園で選考をする保育園」の主な選考方法は3つです。
- 先着順
- 抽選
- 書類選考(選考基準は不明…)

専業主婦(夫)でも子供を預けられる保育園は「自治体選考の保育園」「園選考の保育園」のどちらなのか…もうお分かりだと思います
2 専業主婦(夫)でもOKな保育園とは
「園選考の保育園」が圧倒的に狙い目です!
自宅近くに「先着順」の園があればラッキーですね。
抽選も良いですが運次第なので確実性に欠けますし、書類選考も選考基準が不明なところが多いので正直抽選のようなものです。

書類選考でもたくさん落とされましたね…理由は教えてもらえませんでした…
先着順の保育園を見つけたらとにかくスピード勝負です。
随時見学を受け付けている園が多いのでお困りの方は今日にでも電話してみてください。
電話をかける時間帯は保育士さんの仕事が落ち着く朝の10:00~11:00、昼の13:00~14:00頃がおすすめです
中には、お金さえ払えば妊娠中に枠を確保できる園もあります。

私の妹は妊婦のうちに見学に行き申し込みを済ませていました
ただ、早め早めに行動しても激戦区の場合は年度途中の入園はかなりの狭き門です…。
でも園が選考する保育園は毎年4月に多くの子が認可保育園に転園していきますので、1月~3月であれば入れ替えで入園できる可能性があります。

入園できるのーできないのー?
と宙ぶらりん状態が続くのでツラいとは思いますが諦めずに吉報を待ち続けましょう…。
サイトウ家も長男は3歳になる年(2歳児クラス)に認可外保育園を2園渡り歩き、2月に運よく認可保育園に転園出来たパターンです。
3 実際に2園通わせてみた感想
長男がお世話になった認可外保育園はどちらも先着順の保育園でした。
認可外保育園A
不安にさせてしまうようで申し訳ないのですが、高い塀で囲われたマンションの一室だったため狭くて薄暗いというのが第一印象でした…。
ちょうど保育士による虐待がニュースでも取り上げられるようになってきた頃でしたので一気に不安になりました。
しかも見学がなぜか日曜限定だったので日常の様子を見ることもできず、

ダメだったら即退園させよう…
とネガティブな気持ちで恐る恐る入園させました。
でも実際に通わせてみると保育士さんも子供たちもとても楽しそうで、活気のある良い園でした。
小さな中庭があったので、早お迎えの日などにはそこで楽しそうに水遊びをしている姿をよく見かけホッコリしました。
保育料は高くもなく安くもなく、普通でした。
結局は人が重要で、保育士さんと子供たちが楽しそうな園なら問題なしと悟りを開きました。
ただひとつ反省点…見学日が土日限定だったとしても、平日の様子も一度こっそり見に行ってみることをおすすめします。
認可外保育園B
こちらは商業ビルの2階で窓がとにかく大きく、明るい雰囲気でした。
改装したばかりのピカピカな園で、給食にこだわりのあるとても家庭的な園でした。
ただし園庭がなく、散歩にも積極的ではない園だったのでそこだけ不満でした。
園長先生も保育士さんも優しく、長男に初めての彼女ができた色んな意味で思い出深い園でもあります。
でも実は認可外保育園AもBも長男が通っていたその年に閉園してしまいました…。
園が選考する保育園は経営が難しいようで、自治体が選考する保育園に比べると急な閉園や移設などに振り回される可能性がやや高めです。
園が選考する保育園に入園できた!とそこで満足することなく、自治体が選考する保育園への転園申し込みはしておいた方が安心だと個人的には思います。
ざっくりまとめ
まずはじめに「保育園の種類」について説明しました。
- 保育園には「自治体が選考する保育園」と「園が選考する保育園」があります。
- それぞれ「設置基準」「利用料金」「選考方法」が異なります。
- 自治体が選考する保育園は利用調整があるためかなりの難関です。
2番目に「専業主婦(夫)でも預けられる保育園とは」についてお話しました。
- まずは先着順の園に入園し、仕事をはじめるのを目標にしましょう。
- スピード勝負なので妊婦さんのうちに見学・申し込みを済ませるのもありです。
- すぐに入園は難しくても、転園が多い3月中頃までは諦めずに吉報を待ち続けましょう…。
最後に「認可外保育園に実際に通わせてみた感想」についてお話しました。
- どちらも入園前はやや不安に思っていましたが通っているうちに気にならなくなりました。
- 結局は人が重要で、保育士さんと子供たちが楽しそうな園なら問題なしと悟りを開きました。
- 突然の閉園・移設などの可能性もあるので自治体が選考する保育編への転園を目指した方が安心です。
7月~10月中旬にかけて保育園の見学をし、10月~11月中旬にかけて翌年度4月入園のための利用調整に必要となる書類を提出、翌年1月下旬~2月上旬あたりに結果発表というのが一般的な流れです。
点数計算の基準日までに開業、もしくは就職できていれば点数が一気に加算され認可保育園入園も目指しやすくなるため何度も繰り返しにはなってしまいますが早め早めの行動を是非心掛けてください。
ここまで保活について長々と説明しておいて言うのもなんですが、「保活なんて必要のない世の中になーれー」と保活の時期になるといつも思っています…。

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